FAQ¶
Q. GPU(CUDA)が認識されません。CUDA に対応した PyTorch のインストール方法を教えてください。¶
A. PyTorch はご自身の CUDA 環境に合わせたビルドをインストールする必要があります。特に以下のケースでは、依存関係として標準でインストールされる PyTorch では CUDA が利用できないことがあります。
- Windows で PyPI から
pip installした場合(CPU 版の PyTorch がインストールされます) - RTX 50 シリーズなどの新しい GPU を利用する場合(CUDA 12.8 対応ビルドなど、より新しい PyTorch が必要になることがあります)
この場合、先に依存パッケージを導入した後、PyTorch 関連パッケージのみを公式の CUDA ビルドへ置き換えてください。
導入手順(pip を利用する場合)¶
YomiToku をインストール後、CUDA のバージョンに対応する PyTorch 関連パッケージをインストールします(例: CUDA 12.8)。
pip install yomitoku
pip install --upgrade torch==2.7.0 torchvision==0.22.0 --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu128
導入手順(uv を利用する場合)¶
リポジトリをクローン後、依存関係をインストールします。
続いて、CUDA のバージョンに対応する PyTorch 関連パッケージをインストールします(例: CUDA 12.8)。
Warning
この後に uv sync を再実行すると、PyTorch は pyproject.toml の宣言バージョンへ戻ります。その場合は置き換え手順を再度実施してください。
CUDA 認識の確認¶
導入後、以下のコマンドで CUDA が認識されていることを確認してください。
推論が GPU 上で実行されていることは、以下の方法で確認できます。
- 実行中に
nvidia-smiで GPU 使用率・メモリ使用量を確認する torch.cuda.memory_allocated()等で CUDA メモリの確保状況を確認する
Note
CUDA が利用できない状態で device="cuda" を指定した場合、CUDA is not available. Use CPU instead. という警告を出力したうえで CPU にフォールバックして実行されます。処理が想定より遅い場合は、ログに本警告が出ていないか確認してください。
注意事項¶
- NVIDIA ドライバは、利用する CUDA バージョンおよび GPU に対応した公式最新版をご利用ください。YomiToku 側で特定バージョンは固定していません。
- YomiToku は PyTorch / torchvision の一般的な公開 API のみを利用しており、この種のマイナーバージョン更新は通常互換性があります。ただし、依存関係として宣言しているバージョンとは異なる組み合わせとなるため、本番利用の前には実際の文書・PDF での事前検証を推奨します。